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癌細胞を殺傷できるのは活性最大のNK細胞のみです。(ANK細胞)
キラーT細胞やヘルパーT細胞や樹状細胞などは感染免疫の細胞なので癌細胞の殺傷はできません。体内に微小に存在するNKT細胞も同じく癌細胞を襲えません。
京都大の本庶先生がT細胞系は癌細胞を殺傷できないシステム(免疫チェックポイント)
を見つけノーベル賞を受賞しました。
感染免疫細胞を数種合わせて投与する療法などは、医学的に矛盾しています。
大腸がん・肺がん・胃がん・前立腺がん・乳がんなど、さまざまながん疾患に悩まされている患者さんが多くいらっしゃると思います。
そういった患者さんのために、当クリニックでは、がん治療に関して、京都の培養センターと提携したANKがん免疫療法の専門医療を行っています。着実に実績を重ね、癌からの生還例を増やしています。
がん細胞を体内で殺傷できるのはNK細胞です。このNK細胞を体外で培養することは困難であると言われていましたが、京都大学の研究者が、活性を最大に保ちながらNK細胞だけを選択的に増殖させる培養に成功しました。
御自分のNK細胞を体外に取り出し培養して、戻すだけなので原理的には安全です。
現在、京都の培養センターと提携して治療実績を上げています。
特別なリンパ球採取装置を用いて、血液を7000cc体外循環し遠心分離でNK細胞を含むリンパ球分画のみを採取します。 血液中には、体内に1兆個あるリンパ球の1%未満しかありませんのでリンパ球を採り過ぎて問題というご心配は無用です。
これを12回の点滴として1クール分およそ100億個を目標にNK細胞だけを増殖させます。免疫細胞療法の一般法では採血量は20ml(50mlのこともあります)程度で、これを血液バッグなどに静置するだけでT細胞が爆発的に増えています。ANK療法で扱うNK細胞の数は一般的な免疫細胞療法(国内はほぼ一般法を用いており、名称は様々なブランドで呼んでいます)とは桁が違います。
年 月 | 事 項 |
1984年 | 米国NIH(国立衛生研究所) 免疫細胞療法の原点LAK療法開発。 強い免疫抑制下にあるがん患者のNK細胞を、体外で培養、高活性化に成功。ところが、増殖すると活性が低下するNK細胞培養の壁にぶつかる。 そこで3日間連続、動脈血を採取・培養、増殖を始める前に体内に戻す。 更に、免疫抑制打破のため、大量の免疫刺激物質IL2を投与。 多くの癌消失例を確認したが、 激しい副作用と、コストがネックになり、普及せず。 しかしながら活性の高いNK細胞が確かにがん細胞を攻撃し消失することが確認された。 |
1985年 |
京都大学、勅使河原計介医学博士、米国ダートマス大学へ。 インターロイキン2レセプターの研究、等(IL2 βサブユニットの発見者)NIHのグループからLAK療法について、勅使河原計介博士に相談される。 京大に戻った後、大久保祐司医師と共に、NK細胞の本格培養の研究に着手し、外科医が主導した米国NIH法とは根本的に次元が異なる培養技術を駆使し、世界で誰も実現できない「NK細胞の活性を高めながら、同時に、増殖させる」技術の確立を目指す。 |
1993年 |
ANK(Amplified Natural Killer)療法の確立。 Amplify には、「活性化と増殖」両方同時という意味が込められている。 京都大学での実験として、末期進行がん患者をANK療法単独で治療、部位の異なる複数のがん患者にて、ANKがん免疫療法の治療で完全寛解後5年再発しないことを確認した。 |
2001年 |
リンパ球バンク株式会社を設立。 |
2008年8月 | 京都府京都市に臨床医療を目的とした培養センターを新設。 提携医療機関にて運用開始。 |
次にこちらをご覧ください→ ANKがん免疫療法によるがん治療
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